久賀引山太鼓の由来

    

久賀引山太鼓は、約1,100年前(平安時代)村の鎮守の神様として

久賀の八田山に迎えられ、八田八幡宮に奉納したのが始まりです。

当時より、秋の収穫と豊漁を祝って、各部落が山車を製作し9月中旬に

開催される祭りの日に、太鼓を先頭に町内を練り歩き、各部落の工夫した

引山太鼓のリズムで競い合い、たいへん勢いのある華やかな祭りでした。

過疎化により、昭和35年頃に一時絶えていましたが、昭和50年に

久賀町商工会青年部の有志が、山車と引山太鼓を復活しました。町内には、

八種類の太鼓の打ち方があり、バチさばきによって、海・山・雷鳴などを

表現し、秋祭りには、この太鼓合戦が毎年くりひろげられていました。

 

1992年の八田八幡宮祭の様子

 

                     久賀引山太鼓賞歴

                     昭和55年   山口県児童文化奨励賞

                     昭和62年   山口県青少年育成県民会議会長賞

                     平成 3年   山口県子ども会連合会会長賞

                     平成 4年   山口県青少年育成県民会議会長賞

                     平成 6年   山口県知事より感謝状

                     平成 7年   山口県知事より感謝状

                     平成10年   山口県青少年育成国民会議会長賞 

                                平成16年   (財)あしたの日本を創る協会 ふるさとづくり賞 振興奨励賞

                     平成21年   国土交通省 「島の宝100景」に選定